「アークナイツの利用規約ってやばいの?」
今や人気のタワーディフェンス型スマホゲーム「アークナイツ」。
興味を持ったものの、開発元が中国の会社ゆえ、利用規約や安全性が気になるところ。

そのため、個人的な判断だと、アークナイツは安全だと思うよ!
この記事では、アークナイツの日本版公式利用規約を読み解きながら、やばいと言われる原因が何なのか解説します。
また「中国企業が関わっているから怖い」といった不安についても、中立的な視点で整理していきます。
中華ゲームは個人情報が抜かれそうでやばい?
「アークナイツ・利用規約・やばい」と検索される背景には、開発元が中国企業であることが関係していそうです。
近年では「TikTok」や「Temu」といった中国発のアプリが「情報を収集しているのでは?」というニュースが広まり、ネットで警戒する声が高まっています。
そういった流れから、アークナイツにも同じような不安を抱く人が増えているのかも知れません。
また、やばいと言われる理由の1つに、中国の「国防動員法」というものも関係しています。
平成二十二年七月、中国政府は「国防動員法」を施行した。本法の目的は、平時の動員準備と戦時の動員実施に法的根拠を与え、即応能力を高めるためと分析されている。
本法により、中国国内はもちろん海外在住の中国人も動員の対象となるだけではなく、中国国内で活動する外国企業や居留権を有する外国人も、動員・徴用の対象となる可能性がある。
(原神の話ですが)分かりやすい説明がありましたので、そちらも記載しておきます。
原神を作った会社であるmihoyoが信頼できるのかに関わらず、中国の企業なので危ないことには変わりありません。
中国には「国防動員法」という法律があります。
あまり中国に不都合なことを言うとネトウヨとか叩かれそうなのですが、これは「中国政府が有事と判断すれば”外資系企業も含めて”全ての国民や企業から人材、資産、情報などを徴用できる」という法律です。
(外資系企業も含むので「日本に支社があって日本でリリースされるから安全!」というわけではありません。)
つまりmihoyoが本当に日本ユーザーの個人情報を守りたい、と考えていても中国政府に命令されたら情報収集して提供しなくはならないのです。
スパイウェアを入れて配信しなさいと命令されれば入れるしかありませんし、集めた個人情報を提供しろと命令されたら提供するしかありません。従わなければ逮捕されてしまいます。
これは原神だけが危険なわけではありません。
アズレンやドルフロ、アークナイツ等ももちろん、ソシャゲ以外にもTikTok、PayPayなどのアプリも同様です。
アプリを起動した時に「連絡先へのアクセスを許可する」「インターネットへのフルアクセスを許可する」といった アクセス要求には無暗に許可しないように注意しましょう。
(iPhone版は自動で許可されるので設定からアクセス許可情報を確認できます。)
アークナイツの開発元である「
加えて、後述する利用規約の第5条には「個人情報を完全には守れない」と明記されていることから、アークナイツの利用規約がやばいと思われているのかも知れません。
ただ、アークナイツの日本版における運営を行っているのは「株式会社Yostar」。
そして、日本版の利用規約では、第18条に「日本の法律に準拠する」と記載されています!
本規約は、日本法に準拠し、日本法に従って解釈されるものとします。
本サービス、本規約に関する一切の訴訟その他の紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

仮にトラブルが起きても、日本の法律で判断され、日本の裁判所が管轄することになるみたいです。
このことから「開発元が中国企業だから即アウト」というものでもないため、ユーザーにとって安心材料のひとつと言えるでしょう。
アークナイツの利用規約がやばいと思われてしまう理由とは?
SNSや掲示板を中心に「アークナイツの利用規約はちょっとやばい」と話題にされる理由には、主に以下の4つの懸念があります。
規約変更がユーザーの同意なしに行われる
利用規約の第3条には、以下の記述があります。
当社は、ユーザーの事前の了承を得ることなく、本規約又は個別規約を変更できるものとします。本規約を変更する場合、変更後の本規約は、本サービス内に掲示することとし、当該掲示がなされた時点から7日又は7日以降当社が指定した期間を経過したときからその効力が生じるものとします。ただし、当社は、当該変更が軽微なものであった場合には、当該期間を下回る期間(直ちに効力が生ずる場合を含みます。)を指定することができるものとします。ユーザーが変更後の本規約の掲示後においても引き続き本サービスを利用した場合には、当該変更後の本規約に同意したものとみなします。本サービスを利用される際には、随時最新の本規約をご確認ください。
- 運営は、ユーザーに知らせなくても利用規約を変更できるよ!
- ユーザーが変更後もゲームを続けていれば「同意」と見なすよ!
第3条を要約すると、上記の通り。
つまり、ユーザーが気づかないうちに大事な内容が変わっていても、それに異議を唱えるのが難しくなってしまう可能性がある訳ですね。

そのため、全くの連絡なしってことは無いでしょう。
個人情報は「完全には保護されない」と明記されている
利用規約の第5条には、以下の記述があります。
当社はシステムに保存されている個人情報について、業務上必要な社員だけが利用できるようアカウントとパスワードを用意し、アクセス権限管理を実施します。なお、アカウントとパスワードは漏えい、滅失のないよう厳重に管理します。しかしながら、当社は提供された個人情報の完全なる保護を約束することはできませんので、ユーザーが提供する個人情報は、ユーザー自身のリスクにおいて提供されるものとします。当社は、ユーザーの個人情報が、管理上、技術的および物理的な問題・侵害行為によって、アクセス、公開、改変や破壊されないということを完全には保証できませんし、このような事象が生じた場合において、第15条第2項による場合を除き一切の損害を賠償する責任を負いません。
個人情報は、限られた社員だけが見られるように管理しているよ!
ただ、もし情報が漏れたら、特別な場合じゃなければ会社は責任を取れないから、そこだけよろしくね。
個人情報は厳重に管理されているとはいえ、完全な安全が保証されている訳ではないことが明記されています。
つまりは「情報が漏れる可能性もゼロではないですよ」と、一歩引いた形で伝えている内容になっています。

有料アイテムは原則「返金不可」
利用規約の第12条「免責事項」では、以下の記述が見受けられます。
当社は、ユーザーが本サービスに関して行う取引には一切関知しないものとし、本サービスを通じたいかなる情報の正確性も保証しません。ユーザーは、他のユーザーとの間で生じた一切の紛争については、自己の責任と判断において解決を図るものとします。また、当社はユーザーが一度支払った金銭等について、その理由を問わず返金しませんが、法令上必要な場合はこの限りではありません。
- 本サービス外のトラブルは、運営は関知しないよ!
- ユーザー間のトラブルも、運営は関知しないよ!
- 課金は返金しないよ(法律で決まっている場合は別)
1番と2番は、運営側からしたら当然の話でしょう。
気になるのは3番で、返金や補償は行わないスタンスという点です。
ただ、以前に僕が課金した際、ゲームに反映されず問い合わせたことがあります。
そのときは、課金した証拠を提出したことで、返金か反映を選ばせてくれました!

アカウント停止や削除は「運営の裁量」
第13条には、利用規約に違反が見られた場合、運営側が取れる措置について記載されています。
違反すると「ユーザー登録の削除」は当然ながら実行されるのですが、それとは別に、個人的にやばいと気になったものがありました。
当社は、ユーザーが本サービスを最後に利用した日から2年間以上が経過した場合、ならびにユーザーの外部サービスID等が有効に存在しないと当社が判断した場合、当該ユーザーの本サービスの全部もしくは一部を一時または永久に停止することができるものとします。
要は「2年間のログインがない場合」ときは、削除ということなのか。
ちょっと分かりませんが、上記に該当する場合もアカウントが削除されるかも知れません。
ユーザーが気をつけたい実践的な対策
アークナイツの利用規約は、やばいと感じる部分があるのも事実です。
ただ「中国当局にデータを提出する」や「デバイスの中身を勝手に読み取る」といった極端な記述は見当たりません。
むしろ、日本国内にある多くのアプリと似たような条項が並んでいます。
とはいえ、一応は不正利用に備えることも重要です!
そこで、プレイヤー自身が取れる実用的な対策を紹介します。
アプリのアクセス権限をチェックする
どの機能にアークナイツのアプリがアクセスしているか、スマホの設定画面から確認しましょう。
無いと思いますが、以下などゲームに関係ないアプリと連携している場合、オフに設定することでリスクを軽減できます。
- 位置情報
- ストレージ(写真・動画など)
- 通話履歴やマイク
アカウントの連携設定を確認する
アークナイツは、アカウントを削除すると復旧できません。
そのため、誤って削除してしまった場合に備え、事前にアカウントの連携を済ませておくことが重要です!
- Yostarアカウント
- Apple ID / Googleアカウント
- SNS連携(Xなど)
課金は返金不可なので慎重に
アークナイツでは、原則として課金の返金には応じない方針です。
課金前には「本当に必要なアイテムか?」をよく考え、衝動的な課金は避けましょう。
未成年者の場合、基本的には事前の同意が必要になります。
同意してしまうと誤ったば場合も返金不可となる可能性もあるため、保護者と話し合ったうえで利用しましょう。
アークナイツをプレイしてみよう!
「アークナイツの利用規約はちょっとやばいかも」と感じるのは、おかしなことではありません。
実際、規約には「アカウント削除は復旧不可」や「規約変更に自動同意」や「個人情報は完全には守れない」といった、強めの文言が含まれているのは事実です。
ただ、こうした表現はアークナイツに限らず、多くのスマホゲームやアプリでもよく見かけるもの。
一部の記載は、企業がトラブルを未然に防ぐためのリスクヘッジとして盛り込まれていることもあり、それだけで「危険」と決めつけるのは早いかも知れません。
また「中華ゲームだからやばい」という声もありますが、アークナイツは日本法人のYostarが運営しており、日本の法律に基づいた利用規約が整備されている点も見逃せません。
大切なのは「なんとなく遊ぶ」のではなく「内容を知ったうえで楽しむ」こと。
- 利用規約を一読する
- アカウントを連携しておく
- アプリのアクセス権限を見直す
アークナイツを安心してプレイするためにも、一度目を通しておくのがおすすめです!
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